「起業する方」や「集客を加速させたい方」こんな質問をよくいただきます。
・FacebookやInstagramは使ったほうが良いのでしょうか?
・LINEはどう使えばいいですか?・次に来るSNSはどんなものですか?
SNSを使えば新規顧客が増え、売上が上がり、ビジネスが成功する?!
じつは半分当たっていますが、半分は残念賞で外れています。
当たっていることは
・SNSを使うことで、今まで以上に新しいユーザー(BtoCなら一般消費者・BtoBなら企業や経営者)との接点が増える。
・あなたの人となりを日々の投稿で伝えることで、初対面でもハードルが下がり事前に話しやすい環境ができている。
・Webサイト(ホームページ)を見てもらえる機会が増える。
残念賞で外れていることは
・あなたが提供する商品やサービスが尖っていないと「他と同じ」と判断され選ばれることがない。
(もっと親しい人・もっと便利に買えるところ・もっと安いものが選ばれる。)
・あなたの説明が専門用語が多く、解りにくく伝わらなければ、どんなに素晴らしい商品やサービスでも、他の代替え商品が選ばれる。
・あなたのSNSの使い方が、正しくなければ(買う・申し込むにつながらない)見込み顧客にもつかめないし、売上も上がらない。
12年近以上SNS活用を支援した弊社の結論です!
SNSを活用して見込み顧客をつかみ、新規顧客に変えて売上を上げて成功された方は
・自社の商品やサービスを他と比べられないように差別化をしている。
・顧客が持つニーズ(必要性)とウォンツ(欲求)がみたすことができるように、解りやすい言葉で伝えている。
・見込み客になりそうなユーザーを誘導できるSNSの使い方ができている。
「御社の強みは何でしょう?」
この質問に即答される方は少ないです。
しかも解りやすい言葉で、ホームページやSNSツール・カタログ・会社案内などに記載しておられる企業となると、本当に少ないです。
これは弊社でも同じで、お客様のことになれば的確にアドバイスできますが、「自社の強み」はなかなか解らないもので、診断士の方にアドバイスをいただいたりしています。
個人でいえば「自分の苦手なこと」「弱み」は、動きが悪かったり失敗したりして自分が一番よく解っていますが、「強み」は第三者に比較評価してもらうと意外な「発見」や「気づき」があります。
次にアドバイスすることは、常連顧客を作り出す仕組みの構築です。
これは独立創業初期のころの私の失敗を元に考えています。
独立間もないころ、Facebookページを作る業務をしていた時に、先行投資と思いかなりの広告費を使いました。
売上は上がりましたが、後に残ったのは何もなし。
ページを作っていただいたお客様をフォローする仕組み、追加オーダーをいただく仕組みを前もって作っていなかったんですね。
使った広告費を引くと、利益はほとんど残らず逆に赤字でした。
広告費は、「継続してお金を払っていただく上顧客になりそうなリスト」を作るために使うべきです。
初回のヒアリングの重要ポイントの一つに「リピートオーダー」がもらえる仕組みがあるかどうか?があります。
これがないと、瞬間風速で売り上げを作れても、長い目で見るとご支援してもうまくいかなかったことがあり、大きく改善したところです。
下図はこの改善を活かし、「フラワーアレンジメントスクール」の集客をご提案したサンプルです。
SNSの本質は?
数年前までセミナーでこの質問をしていました。
Facebook・Instagram・LINEなどのSNS運営会社の本質は「広告会社」です。
楽しい機能や便利な機能はすべて、広告を配信するユーザーを集め、広告を見てもらう環境を作るためなんですね。
そして、現時点SNS広告で一番効果が出せるのは。
Facebookってオワコン?誰も見てないよ~。
こんなことをよく耳にしますが、こう申し上げればすごいと思っていただけるかもしれません。
【対象となるユーザー】(延べ合計8350万人)
・Facebookを使っている人。2600万人 ・Instagramを使っている人。3300万人 ・スマートフォンを持っていて、グノシーやジョルダンやCookpadや食べログやForbesや東洋経済などのアプリを見ている人。2450万人【広告配信の最適化方法】(どの人にどんな広告を配信すると効果的か)
Facebookが15年以上培ったAIを活用して、ユーザーの顧客属性をカテゴリーごとに分類している。
・趣味(ゴルフ好きにはゴルフクラブやゴルフ場の広告が流れ、しない人には一切流さない。)
・関心ごと(興味を持つ話題・ニュースのリンク先まで見た回数など)
・好きな画像(例:花ならどんな種類が、風景なら海や山など)
・投稿やコメントのテキストを読み取る
下図がセミナーでよくご紹介する事例です。
奈良県明日香村でお土産店を経営する、中小企業診断士資格を持つ友人が、2月の寒い日にお店を閉めて外に出るともう真っ暗でした。
画像にはかすかな星明りを写し、こう投稿しました。
「少し遅くなったら、外は真っ暗 。きっと、聖徳太子の時代のほうが明るかったと思います、明日香暗すぎ」
その数時間後に、下図右の「広告」がFacebookのタイムラインに配信されたのを見て「鳥肌が立つ」思いがしたそうです。
中小企業診断士ですから、もちろんマーケテイングなども勉強していたのでびっくりしたと教えてくれました。
ここまでターゲティングができ、しかもほかのインターネット広告に比べて、安価です。
(Yahooのリスティング広告・Googleのアドワーズ広告の1/3から1/5の費用で同様の結果を得ることができます。)
Facebook広告を使いだしたのが、2012年1月。
日々広告と向き合い、広告代理店様やWeb制作会社様から質問を受けても、的確に回答ができるぐらいに、スキルが上がっても結果が出ないこともありました。
今から思えば、弊社もクライアント様も「お客様」を見ていなかった。
言いたいこと・伝えたいことばかり配信したことが、結果が出なかった要因です。
お客様が 聞きたいこと・知りたいことは何なのか?
お客様が困っていることはどんなことか?
簡単ではありませんが、お客様と一番接しているクライアント様の頭の中にある「キーワード」が引き出せ、それを広告に使った時に結果が出ました。
治療院様やサロン様や飲食店様の場合、エキテンのコメントを何時間も繰り返し読むことが、結果が出る広告を作る秘訣かもしれません。
お客様に支持される広告でなければ、どれだけ予算をつぎ込んでもSNSは拡散配信してくれません。
お客様が支持される広告とは?
「心理は平凡」です。
「えっ、それってどうゆうこと?」
「これ、私の悩みを解決してくれそう!」
「素敵!」「可愛い!」
こんな風に思ってもらえる広告であれば、「お客様」が支持し「SNS運用会社のAIが効果があると判定し」広告を拡散してくれ、結果が出ることで「広告主」に喜んでいただける。
どんなものか、試してみることをお勧めします。
SNS広告は手軽に・安価に・誰でもが手を出せる広告です。
なんとなく感覚をつかんでから、わからないことをご質問いただければ、より効果が上がると思います。
「餅は餅屋」という言葉がありますが、 弊社のようなプロに任せた方が、早く結果が出てうまくいくことが多いと思っています。